いつの間にか私も「天命を知る」年齢を超え、人生の集大成を考え始めるときと考えていた矢先、昨年3・11東日本大震災が起きました。3・11の大きな犠牲は、私たちのアイデンティティが何処にあるのかを深く考えるきっかけを与えました。私たちは、縁あって日本に生を受け日本文化の中で育まれました。そのことの意味は何処にあるのでしょうか? 今、この場所から、私たちには何ができるのでしょうか?
日本の良さは、「豊かさ」と「平和」です。豊かさとは経済的な豊かさだけでなく心の豊かさであり、その表現は優しさや丁寧さ。それこそは日本文化の特徴です。そして平和を愛する心。政治的なスローガンではなく、日本文化の持つ"共生"の理想としての平和。
私たちが生きる場所である「地域」を再生し、未来を託す若者の「夢見る力」を育むこと。そのことを日本から始めてアジアに、世界に広めること。日本再生推進機構の理想は人類の未来を創造することです。そして私の天命は、日本再生推進機構と共にあります。
評議員
- 昭和34年東京都生まれ。早稲田大学法学部卒業。平成元年弁護士登録(第二東京弁護士会)。平成6年中田総合法律事務所開設。平成15年戦略法務研究会創設、新時代の企業法務「戦略法務」を提唱し現在に至る実務活動を推進する。平成20年SBI大学院大学教授就任(平成24年経営管理研究科長)、MBA教育を通じて未来を担う企業経営者の育成に尽力。平成24年韓国大手法律事務所と共にアジアに広く海外事務所を展開するNKD&JP Law Groupを創設し、「アジアの世紀」の日系企業の事業支援に力点を置いている。